今日は、平均に捉われない考え方を学ぼう。
平均身長、平均年収、平均偏差値・・・
これは「単なる平均」であることを理解しよう。
身長も年収も平均値よりも低いや・・・
多くの人がそんなことで一喜一憂ばかりしています。
その平均思考が人生の邪魔をしています。
そうなのか。。。
今日もしっかり学びます。
そもそも平均とは何なのか?なぜ平均を求められるのか?
平均を評価される時代が歴史上に合った。
しかし、それは過去の話。
現代では、「平均」はあまり評価されなくなっている。
平均的な人間は存在しない
まず、平均的な人間なんていない。
そうなの??
それを指し示す事例が1940年代末に起こった。
実は当時のアメリカ空軍では、飛行機の墜落事故が頻発していた。 それが深刻な問題となっていた。 その原因が「コックピットのサイズ」だということが後にわかりました。 実は、当時のコックピットは4,000人以上のパイロット全員の手や足、肩幅などの 10か所以上の体のサイズを測定してその平均値に合わせたサイズで作られていました。
ここからわかるように
全てのサイズが一致するパイロットなんていませんよね?
そうだよね。
身長は合っても肩幅が違っていたりはあるだろうね。
そのため、どのパイロットからしても使いづらいコックピットになってしまったということですね。
それせいで墜落事故が増えていたということです。
それから、誰もが自分の体形に合わせられるシートに変更されました。
結果、アメリカ空軍の墜落事故は劇的に減りました。
この件を聞いてわかる通り、平均的な人間は存在しない。
人には、それぞれ長所や短所があります。
これを「個性」と呼びますね。
でも、身長だけは高い方が良かったな・・・
仮に身長が平均よりも高かったとしても
平均より体重が重い、平均より鼻が低いなど他の悩みが出るでしょう。
そうか。
平均に捉われている限り悩みは消えないのか・・・
人の能力はバラバラである
さっきの事例でもあった通り、平均的な体格の人はいない。
それと同様に平均的な能力の人も誰一人存在しない。
例えば、同じ偏差値50だった人でも、数学が得意な人、国語が得意な人もいます。
また、学力は高くはないが発想力や分析能力が高い人もいる。
逆に偏差値の高い大学を出ても仕事が出来ない人もいますね。
つまり、偏差値だけでは一つの能力は計れないってことか。
でも、発想力や分析能力は数値化出来ないからわかりようがないよね?
そうですね。
だからこそ、みんな同じテストを受けて学力を平均値まで上げようとしているんですね。
多くの人は、もっと別の自分の有利な場所で戦えるのに自らが苦手な場所で戦ってしまっています。
人には長所、短所が必ずある。 その中で自分の強みを生かせる場所で勝負する。
ドラッカーの著書である
「プロフェッショナルの条件」でも書いています。
成果は自分の強みからしか生まれない。 だから自分の強みを知ってそれを磨け。
ゲームが上手いでもいい。
学校の勉強が出来ないなら自分の得意で戦おう。
平均を目指すようになった理由
平均を目指すようになった理由は、
1865年-1900年に起こった第二次産業革命が関係している。
第一次産業革命は、木綿工業を中心としたものだった。 しかし、第二次産業革命は鉄鋼・機械・造船などの鉄工所での肉体労働に変わりました。
そうか。工場で働くことにユーモアや芸術は必要ないから
個性よりも平均的な能力の方を求められるようになったのか・・・
そして、平均を基準に優劣をつけるようになりました。
良い評価をされるために平均を目指したというわけですね。
平均的な人の価値はこれから低くなる
現代は多様化の時代。
個人で稼ぐ人が増えている。
インフルエンサーなどの目立つ人は、平均的な人ではない。
インターネットが発達した現代では、平均的な人はあまり評価されない。
後、20年もすれば平均的な能力は人工知能に取って代わるでしょう。
単純作業と言われるものは、すべてAIが行うことになるかもしれませんね。
人の能力や性格は環境に左右される
人は環境に左右され、その上成長の度合いも人それぞれ。
平均を気にせずに、強みを活かすことに専念しよう。
環境
人は環境に大きく左右される。
同じ人間でもA社ではダメダメ社員。
一方B社では超優秀な人材であるということはザラにあります。
使えなかった社員がやめて、優秀な起業家になるなんてことも聞いたことはありますね。
学校では起機嫌が悪いのに、家では期限が良い。
まさに、環境によって人の能力や性格が
大きく変化するということだね。
ほとんどの人は、自分に合っていない環境で失敗すると
「自分はポンコツ、能力がない」と信じてしまう。
人の評価なんてほぼ環境で決まると言ってもいいね。
人は、自分の活かせる場所さえ見つければ考え方や行動は大きく変わっていきます。
人には、長所、短所があって他人に負けない部分は必ずあります。
もう一度言います、必ずあります。
ただ、それが見つかっていないか、見つけようとしていないだけです。
人の成長速度はバラバラ
正しい手順を踏むことが必ずしも最速で成長するとは限らない。
例えば、赤ちゃんはハイハイ→立ち上がる→歩くが一般的だと思いますよね?
しかし、ニューヨーク大学のカレン・アドルフ教授が調査した結果
赤ちゃんが歩くようになるまでには25種類のルートがあり、どのルートでも最終的には歩けたようです。
つまり、立ち上がるまでの正しい手順なんてないのか。
それと同じように人間もみんな
人それぞれの方法で成長していくということですね。
- 英語を学ぶのに英会話スクールに通う人
- 海外に住んで学ぶ人
- 洋楽の歌詞の意味を知りたくてマスターする人
このように英語を学ぶにしても色んなルートがあって、成長速度も人それぞれ。
このルートの差は、まさに自分の強みと弱みから生まれている。
でも、成長するスピードが遅いのは嫌だな・・・
最初は上手く行かなくても一つ一つ進めてみる。
地道に少しずつ成長できる人は必ずいます。
もちろん、最初から上手く行く人もいるけどね。
ここで抑えておきたいことは、正しいルートなどないということ。 人それぞれ成長過程において進む道は違う。
ちなみに、決められた授業ではなくマイペースに学習した生徒の方が成績が優秀になることがわかっているみたいですよ。
自分が理解できるまでゆっくりと学べるからでしょうね。
つまり、自分の個性に合った道を選ぶことが
自分にとっての最短ルートになるということ。
だから、他人とは同じ方法や成長速度じゃなくても
気にする必要はないんだね。
強みを活かす
散々言ってきましたが、
平均ばかりを気にしてしまい、弱点ばかりに目を向けない。
これからは自分の強みを磨いていくことに専念しよう。
他人は他人。自分は自分。
他人のレールで自分は生きているわけではない。
まとめ
本日は、平均なんて気にするな~平均思考は人生の邪魔をする~というテーマでお伝えしました。
参考書籍↓
参考動画↓
他人と比べることって本当にちっぽけなことですね。
自分もサラリーマンなので平均点ばかり求められます。笑
現在の部署も自分の能力、性格とは全く合っていない部署です。笑
会社の体制も大きく変わりました。
会社の仕組みは変えれないので、自分が変わるしかありませんね。
そして現在は、SNSを中心に活動するまでに至りました。
行動を起こすことで成長出来ているという実感もあります。
少しでも多くの方、特にサラリーマンの方に勇気を与えられるように日々発信していきます。
本日も貴重なお時間を頂きありがとうございました。
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