S&P500の中身って知ってる!?~意外と説明できないその中身とは~

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よし

ここ数年で米国株投資の認知度は高まりましたね。

米国株の買い付けランキングを見ても

S&P500ばかりだよね。

よし

そうですね。

ところでS&P500って何ですか?と聴かれて説明できますか?

米国株をまるっと買うイメージかな・・・

でも、具体的に説明できない・・・

よし

多くの方がそうだと思います。

今回は、両学長の動画からS&P500の中身について学んでいきましょう。

S&P500の歴史

よし

S&P500の名前は、Standard&Poor`sの略ですね。

Poorは、Henry Varnum Poorさんの名前を取っています。

この方がお亡くなりになった後、プアーズ出版社という立ち上げた会社の資金繰りがピンチになりました。

そこで、スタンダード・スタティスティックという会社と合併することになりました。

それで、Standard&Poor`sになったのか。

よし

スタンダード社は、

既にアメリカの優良企業233選的な指数を作っていました。

合併後には、その指数が416選まで増えたそうです。

最終的に、今の500社になったのは1957年となります。

そうしたことからプアーさんは歴史に名前を残したんですね。

よし

その後、スタンダード&プアーズは

マグロウヒルという会社に買収されS&Pグローバルという会社になりました。

絶対に覚えておきたいS&P500の特徴6つ

よし

これから投資を始める人、既に始めている人も

知っているのと知らないのでは大きな違いがあるかもしれませんね。

構成比TOPはGAFAM

よし

S&P500は、500社均等に投資しているのではありません。

両学長 リベラルアーツ大学動画引用

よし

500社均等に投資するならば1社あたり0.2%になってしまいます。

上記の表を見て頂ければわかるように、上位の10銘柄だけでも全体の約29%を占めます。

なぜ、そうなるのかな?

よし

それは、S&P500が

時価総額加重平均型の指数だからですね。

時価総額加重平均型の指数

よし

時価総額が大きいモノには大きく投資する。

時価総額が小さいモノには小さく投資する。

時価総額=株式×株価

この計算式で表されます。

つまり、時価総額が大きい企業は株価の高い人気企業ということですね。

人気のある大企業ほど

S&P500に多く組み込まれているんだね。

採用基準

でも、人気があるだけでS&P500に選ばれるの?

よし

それだけではいけません。

それでは、S&P500の採用基準を具体的に見てみましょう。

両学長 リベラルアーツ大学動画引用

米国企業であること

  • 資産の所在地
  • 売上地域
  • 上場場所

このあたりから判断されます。

時価総額が61億ドルを超えること

よし

日本円にして約7,800億円です。

※2022年4月22日 1ドル128.47円で計算

時価総額が7,800億円を超える日本企業は、約180社ほどしかありません。

小さな企業はお断りってことですね。

浮動株比率が最低50%あること

よし

浮動株比率とは、株式市場で流通している株式の割合を言います。

例えば、会社の株式を自身が90%保有していては10%しか売買できません。

このようにみんなが取引できない株は「お断り」ということですね。

直近の四半期が黒字決算&直近の4四半期の利益の合計がプラスであること

よし

財務健全性という観点から

利益を出している起業じゃないとダメということですね。

赤字企業は、論外ですね・・・

ユニバース全体のセクター構成に等しくなること

よし

ユニバースは、母集団。

セクターは、業種という意味です。

例えば男性10人、女性10人から優秀な2人を選ぶとします。
この場合、男1人:女1人を選ぶという感じですね。

こうすることで、母集団の男女比=選ばれたメンバーの男女比となります。

米国企業全体のセクター(業種)割合と

S&P500のセクター(業種)割合がイコールってことか。

よし

このような項目を基準としながら

指数委員会が決めるみたいですね。

現在はIT・ヘルスケアが主力

よし

それでは、セクター(業種)の比率を見てみましょう。

両学長 リベラルアーツ大学動画引用

現代は、ハイテクの1強となりますね。

これは、S&P500の特徴ではなく米国産業全体の特徴となります。

エネルギーセクターが目立つ場合もあれば、金融セクターが目立つ場合もある。

その時その時の時代によっても異なるんだね。

よし

要するにその時代を最も反映したものになります。

この適者生存、新陳代謝こそがS&P500が最強と言われる理由の一つですね。

S&P500は一体何に投資しているのかを説明するためには、業種比率の推移を確認しておきましょう。

各セクターを代表する企業
✅情報技術 :Apple、Microsoft
✅ヘルスケア:ジョンソン&ジョンソン、ファイザー、メルク
✅一般消費財:アマゾン、ディズニー
✅金融   :JPモルガン、バンクオブアメリカ

単位はポイント(ひたすら右肩上がり)

そもそもS&P500の単位って何なの??

よし

日経平均株価の単位は、円。

S&P500の単位は、ポイント

楽天ポイントなどのポイントではありません。笑

S&P500のポイントの仕組み

✅1941~1943年のS&P500構成銘柄の株価の平均を「10ポイント」とする
✅以降の増減はポイントで表す

基準点を設けて、現在の状況がどの位置にいるのか確認ができますね。

よし

ちなみに2022年3月時点で

約80年間右肩上がりで現在は4,000ポイント越えです。

正に、信頼と実績のS&P500だね。

EPSが右肩上がり

よし

EPSとは、1株当たり利益と言います。

超重要な指標だと思っていてください。

株式投資におけるもっとも重要な指標と言われ、あのウォーレンバフェットも重視しています。

この指標を見ることで起業の収益性を確認することができます。

よし

S&P500のEPSの推移は下記となります。

両学長 リベラルアーツ大学動画引用

  • 利益を出し続けている
  • 利益を増やし続けている

だから株価が上がって行くのですね。

新陳代謝を上げて、

  • 利益を出せない企業を抜く
  • 利益を出せるイケてる企業を足す

他国の指数は、この新陳代謝の仕組みが上手く機能しておらず力のない企業が居座ってしまっているということもザラにあります。

まとめ

本日は、S&P500の中身って知ってる!?~意外と説明できないその中身とは~というテーマでお伝えしました。

参考動画↓

米国株式投資を始めて数年が経ちましたが、S&P500の中身をここまで理解はしていませんでした。

S&P500の強さは、新陳代謝の仕組みですね。

良くも悪くもアメリカはシビアだということをこの仕組みから感じ取れます。

力のない企業は淘汰されて行くのでしょうね。

今の日本企業は、生ぬるいということも理解できます。

少し話はそれますが、この米国株式の仕組みから見ても日本企業でノウノウと勤めていることに危機感が高まりました。

年功序列、終身雇用はもう終わったと思って自分で稼ぐ能力を付けるべきですね。

大手企業勤めていれば安泰という時代は、もう終わりました。

コツコツと自分で稼ぐ能力を高めて、S&P500に連動する株式をコツコツと購入していきます。

本日も貴重なお時間を頂きありがとうございました。


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