日本は良い国だと何かしら言われていますよね?
しかし、実際何が良いのか・・・わかりづらくないですか?
そもそも本当に良い国なのかも怪しいけどね・・・
そうですね。笑
日本の現状を理解するためにも
過去のデータや他国と比べて見るとどんな傾向かわかるかもね。
今回の内容は、過去や直近までのデータを世界と照らし合わせながらお伝えしていきます。
参考文献は、下記になります。
今回も両学長の動画を元に進めていきます。
現状の日本がどうなっているのか?
しっかり理解していきましょう。
資産形成に関する統計データ10選(その1~5、前半戦)
資産形成に関するデータの前半5選は下記になります。
※リベ大YouTube動画引用
経済成長率0.9%
下記グラフを見ても日本はすでに低成長率の国です。
※リベ大YouTube動画引用
金融の世界では、72の法則という有名な法則があります。
この法則は、72を年利で割ると元本が2倍になる時間がわかります。
72÷0.9%(経済成長率)=80となります。
これは、日本経済が今の2倍まで成長するのに80年かかるということを表します。
仮に、中国で計算してみると・・・
72÷6.0%(中国の経済成長率)=約12となります。
中国なら約12年で経済規模が倍になるんだな。
このことから、経済成長が高い国からの分け前をもらう発想は重要ですね。
だから、世界に投資をしようということなんですね。
年間出生数、100万人切り
日本で新たに生まれてくる子供が年々減り続けています。
※リベ大YouTube動画引用
昭和46年頃の第二次ベビーブームでは、年間の出生数が約200万人でした。
ところが、令和元年の年間出生数は約86万人と半減しています。
少子化の要因としては・・・
✅結婚しない人が増えた ✅3~4人子供を持とうとする人が減った ✅子育て=超大変という認識が広まった ✅保育環境が不十分 ✅家事育児への参加が不十分な夫の存在 ✅教育費が高い ✅女性の高学歴化・社会進出
どれも難しい問題ですね・・・
40年後には高齢者1人を1.4人で支える
高齢化が進むと年金、医療保険などの
社会保障制度が弱体化していきます。
※リベ大YouTube動画引用
この調子でいけば、2060年頃は人口に占める65歳以上の人の割合が約40%になってしまいます。
10人に4人が高齢者になってしまうってことか・・・
政府としてはこのまま高齢化が進むとまずいので
出生率が2.07まで回復すれば、2040年に高齢化率が35%でピークになると想定しています。
そうすれば2110年には、26.6%まで減少するシュミレーションをたてています。
つまり、4人に1人が高齢者であれば
現役世代で十分支えられるということですね。
ただ、現在の出生率は1.3人~1.4人程度。
目標の出生率2.07には程遠いですね。
このままいくと、
2060年頃には高齢者1人を現役世代が1.4人で支えることとなります。
今後、年金カットや医療費負担が増えてしまうことは十分あり得ますね。
自分の身は自分で守らなければいけません。
60代後半の就業率 男性:50%超 女性:30%超
現在でも年金だけで悠々自適に過ごせている人はいません。
※リベ大YouTube動画引用
男性は、65~69歳で57.2%、女性は65~69歳で36.6%の方が働いています。
男性の2人に1人、情勢の3人に1人が60代後半でも働いているということですね。
働く大きな理由は、生活のためです。(約7割)
今後は、60代で引退できることが羨ましいと言われる時代が来るでしょうね。
若くして資産を持つことがどれだけ重要なのか。
しっかりと未来に向けた資産形成は必須ですね。
自分こそが一番の資産だと言えるように
常に学ぶ姿勢は忘れてはいけません。
家計貯蓄率が40年で3%~5%へ急減
貯金大国日本。これは、日本人の勘違いですね。
※リベ大YouTube動画引用
1991年は16%あった貯蓄率も2017年には2.3%にまで減ってしまいました。
アメリカの約6%をも下回っていますね。
2019年には、5.6%にまで回復はしましたが日本は貯蓄大国と言えるでしょうか??
貯金が減った理由は・・・
現役世帯は貯金をするものの
高齢者世帯がお金を取り崩すからですね。
高齢者世帯の比率が増えたから
国全体で見た時に、貯金取り崩しの傾向が強く出るのか・・・
この前半の5つの項目から
現役時代に頑張って働いても、老後は年金だけを頼っての生活は出来なさそうですね。
60代後半になっても働かないといけない・・・
貯金も取り崩さなければいけない・・・
今の時代でもこうなのだから20年30年後はどうなっているんでしょう・・・
学んで行動して個の力を高めなければいけませんね。
お金にまつわる5つの力は必ず学んでおきましょう。
すぐに取り掛かれる固定を削減する具体的な方法もありますよ↓
資産形成に関する統計データ10選(その6~10、後半戦)
後半戦は下記の5項目になります。
※リベ大YouTube動画引用
相対的貧困率は15.4%
世界規模で見ると・・・
日本は貧しい人が多い国です。
※リベ大YouTube動画引用
相対的貧困率とは・・・ 国民全員を手取り収入順に並べて真ん中の人を100とします。 この時、手取り収入が50未満の方の割合を表します。(下記画像参照)
※リベ大YouTube動画引用
日本の場合は、手取りが120万円程度を下回ると
相対的貧困と呼ばれます。
日本の相対的貧困率は、15.4%。
OECD全体でも7番目に高く、主要先進国ではアメリカに次いで2番目に高い数値となっています。
6~7人に1人が貧困と言われているのか・・・
これから格差社会がやってくるのではなく、
もうすでに格差社会が到来しているということですね。
共働き世帯:1245万世帯、専業主婦世帯:582万世帯
1人の収入では満足した生活が出来ていないのか
共働き世帯が専業主婦世帯の2倍になっていますね。
※リベ大YouTube動画引用
共働きは、家計が助かるだけではなく社会全体にとても大きなメリットがあります。
より多くの人が働いてくれると
✅年金保険料を納める人が増える ✅税金を納める人が増える ✅購買力が伸び モノ・サービスを買う人が増える
このように、定年まで共働きが出来ればこれだけで準富裕層に近づけますね。
子金持ちに近づくために↓
しかし、共働きの最大の問題は家事、育児、仕事の分担です。
お互いが働くためにいかに悩みを潰していけるかがポイントですね。
公的教育支出はGDPの2.9%
日本は、公的教育にお金を使わない国と言えます。
※リベ大YouTube動画引用
この表は、公的支出に対してGDPの何%なのかを表している表となります。
日本が、一番下なのか・・・・
教育は家庭にお任せと言っているに等しいですね・・・
お金持ちしかしっかりとした教育が受けれないということになってしまいます。
データとしては、
✅男子大卒・院卒の生涯賃金は>高卒の生涯賃金は約1.3倍 ✅高年収家計は低年収家計の約3倍学校教育にお金を使う(塾に通うと中学数学で20点の格差がつく) ✅専門職に就ける人の約32%が大卒 ✅資格の必要な職業ほど男女の賃金格差が小さい(薬剤師・教師・看護師など)
もちろん、必ずしもお金を教育にかけたからと言って年収がUPするというわけではありません。
しかし、統計的に見ても教育投資は報われやすいと言えるでしょう。
国がお金を出してくれないのなら自分で自分のためにお金を出しましょう。
やはり自己投資は、重要な事ですね。
人的資本の考え方↓
10年以上の勤続者45.8%
日本は、国際的にみると長期勤続者が多い。
しかしその反面、54%の人が10年以内に転職している。
※リベ大YouTube動画引用
日本は50%以上の人が10年以内に転職しているのか・・・
自分が転職したくなくても転職をしないといけなくなることもあります。
それはリストラです。
要注意!!リストラ候補に挙がる特徴5選↓
転職をせざるを得なくなった時に準備が出来ている人とそうでない人とでは大きな差がつきます。
転職なんて当たり前の時代ですからね。
会社にしがみ付くのではなく、
自己投資をして専門性を磨いていきましょう!!
世襲率は43%から10%に低下
ここで言う世襲率とは、
子が親と同じ職業に就いた割合のことを指します。
※リベ大YouTube動画引用
世襲率は下落トレンドですね。
1955年頃は、43%。(10人中4人が父と同じ職業)
2005年は10%。(10人中1人が父と同じ職業)
世襲率が高い仕事は(30~40%強)
✅医師 ✅歯科医師 ✅宗教家 ✅伝統工芸の職人
などがあります。
一部の例外を除いては
付きたい仕事に就ける時代ということですね。
自分はどうせこの仕事しかできないや、あんな仕事はできないと決めつけるのはやめましょう!!
お金にまつわる5つの力を強化して未来に備えましょう!!
まとめ
本日は、今の日本が良く分かる統計データ10選~これからのためにもお金にまつわる5つの力は必ず学ぼう~というテーマでお伝えしました。
参考動画↓
今回紹介した今の日本がわかるデータは以下の10選です。
※リベ大YouTube動画引用
このことから日本は豊かな人生が保証されていませんね。
しかし、そんなことを言っていても仕方がないので今からどうするのかを考えるべきです。
とはいっても日本は消防、警察、交通、医療などのインフラがしっかり整備されている国です。
他にも防災能力が高かったり、政治の安定性も高いと言われています。
それに弱体化が見込まれるが社会保障のレベルも高く、商売がしやすい環境です。
お金にまつわる5つの力を鍛えて未来に向けての準備を進めたいものですね。
少しでも多くの方が参考になりますよう、継続してブログを更新していきます。
本日も貴重なお時間を頂きありがとうございました。
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