みなさんは、以下の数字を見て何を意味する数字かわかりますか?
✅40万円
✅78万円
✅800万円
✅3,000万円
まったくわからない・・・
そうですよね。
自分も見たことはあるけど、どうだったかなという数字ばかりでした。
今回の内容は、お金に関わる数字です。
この数字を理解していることで更にマネーリテラシーが上がるはず!!
両学長の動画を元に伝えていきますね。
お金にまつわる5つの力がベースになりますので、下記書籍も是非とも参考にして下さい。
重要な数字10選(全員共通)
まずは、会社員、公務員、フリーランス、経営者などの
どんな働き方をしている人にも、共通するものから紹介します。
78万円
これは、国民年金を満額納めた場合の「年間の受給額」です(令和2年度)
満額とは、20歳~60歳までの40年間、フルに保険料を納めた場合の年金額です。
年額78万円は、月額に置き換えると6.5万円になります。(夫婦合わせて、月13万円)
これだけでは、老後の生活が厳しいと思うならば個人の資産形成を始めていきましょう。
0.005481
これは、厚生年金の受給額を計算するための数字です。
勤続年数×勤続期間中の平均年収×0.005481
この数字を掛け合わせると、厚生年金の受給額(※概算)を計算できます。
例えば、
✅勤続年数:15年
✅勤続期間中の平均年数:500万円
15年×500万円×0.005481=41万円
上記のようなサラリーマンの方の場合、
年額41万円が、厚生年金の受給額になります。
先ほど紹介しました、78万円と合算した金額が年金額になるということですね。
この例の場合は、78万+41万=119万円(年金受給額)となります。
ざっくりではありますが、現在の会社に勤めている場合、転職した場合の年金の受給額が把握できますね。
月額1.2万円~6.8万円
これは、iDeCoの掛金(上限額)となります。
フリーランスは、年金の受給額がMAXで年額78万円しかない・・・
会社員や公務員も、厚生年金部分の平均受給額は年額120万くらい・・・
この2つを合わせても、公的年金は年額200万円がいいところです。
これでは、足りないというところで役に立つ制度がiDeCoという制度です。
「節税しながら資産運用できる」という、
国が用意してくれた優遇税制です。
iDeCoに関してわからない人は、下記記事を参考にして下さい。
職業別で利用可能金額が違いますので下記をご覧下さい。↓
※両学長 リベラルアーツ大学両学長 YouTube動画引用
これを、株式や債券で運用してお金を増やすわけですね。
例えば、
年収400万円の人が30-60歳まで、月2万積み立てて、年利5%で積極的運用をするとします。
すると、
✅投資元本720万円→1,660万円になる
✅200万円弱の節税になる
もちろん、シミュレーション上の話になりますので運用に失敗すれば損をする可能性もあります。
しかし、15年以上の長期投資ならほぼ負けないでしょう。
インデックス投資では長期投資が必須ですからね。
用語もわかりやすく説明していますので下記記事をご覧ください↓
年額40万円
これは、つみたてNISAの積み立て限度額です。
この制度もiDeCoと同様で、「国が用意してくれた優遇制度」で、非課税で資産運用ができます。
例えば、積み立てNISAを限度額いっぱいの年額40万円を利用するとします。
✅毎年40万円×20年で計800万円(年利5%で運用)=1,370万円
となります。
先ほど、iDeCoで1,660万円程度作れると言いましたが、
積み立てNISAと併せると約3,000万円になりますね。
積み立てNISAの詳しい内容は、下記記事を参考にして下さい↓
103万円
これは、年間103万円までの収入は税金がかからないラインです。
この内訳は、
✅基礎控除48万円 ✅給与所得控除55万円
結局は、月8.5万円までの収入なら税金も社会保険料もかからずに
受け取ったお金が、まるまる家計のプラスになります。
その収入でiDeCoや積み立てNISAに月5万円資産運用することで
老後の2,000万円問題は解決できますね。
65万円
これは、青色申告特別控除の金額です。
この制度を使えば、年額65万円までの収入ならいっさい税金がかかりません。
事業収入なので、社会保険料もかかりませんしね。
これも上記の内容と同様に、iDeCoや積み立てNISAに回せばいい。
5~7%
これは、株式の平均的な期待リターンです。
過去週十年を見ても、年利5~7%となっています。
今後も年利5%ぐらいになると予想されているようです。
✅全世界・約8,000銘柄に投資をする株式ファンド(VT) ✅米国全土・約3,600銘柄に投資する株式ファンド(VTI) ✅世界でもっとも有名な株価指数S&P500に投資する株式ファンド(IVVなど)
上記の株式ファンドに、15~20年投資をすれば「マイナスで終わる」可能性はほとんどありません。
株式についてまとめた記事を参考にして下さい(上記記事と同様)↓
小金持ちになりたければ、投資は必須ですからね。
リスクとリターンを考えた行動が小金持ちになる一歩です。
3,000万円
これは、相続税の基礎控除額です。
相続税って名前はよく聞くけど、詳細はあんまりピンとこないですよね??
少し中身を確認しておきましょう。
老後資金様に作った3,000万円の資金を
使うことなく亡くなったとしても「3,000万円」の基礎控除が使えます。
残された家族は、相続税を支払う必要がありません。
更に、「600万円×法定相続人」の基礎控除もあります。
例えば、
✅妻1人、子1人なら、3,000万円+600万円×2人=トータル4,200万円までなら
相続税は、一切かかりません。
500万円×人数
これは、生命保険の非課税枠です。
生命保険金は、500万円×法定相続人の数だけ非課税になります。
例えば、
✅妻1人、子2人なら、500万円×3人=1,500万円までは相続税がかかりません
基礎控除と合わせると大きな金額ですね。
1億6,000万円
これは、相続税における「配偶者の税額軽減」枠です。
財産というのは、「夫婦で力を合わせて築くもの」
夫婦間の相続で多額の税金をかけるのはかわいそうだからという趣旨で作られた制度です。
1億6,000万もの枠があるので、夫婦間の相続ではめったなことでは相続税がかかりません。
保険や不動産の営業マンに
「相続対策にぜひ」という言葉には気を付けましょう!!
まとめ
今回は、この数字は何の数字??~お金に強い人は丸暗記している20選~【全員共通:前半10選】というテーマでお伝えしました。
参考動画↓
今回の内容は特に勉強になりましたね。
お金に対して知らないことが多すぎると改めて感じました。
本当に義務教育に取り入れるべきですね。
そうすることで、お金で生活に困らない人も増えていくはずです。
気になった部分があれば、動画を詳しく見て頂ければと思います。
次回は、後半の事業者向け用の数字10選をお伝えいたします。
本日も貴重なお時間を頂きありがとうございました。
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